Wnn仮名漢字変換システムは、京都大学数理解析研究所、オムロン株式会社、 株式会社アステックの三者によって開発された仮名漢字変換システムです。
現在は商用パッケージが配布されていますが、ここで紹介している Version 4.2(あるいはFreeWnn)については 無料でのソースコードの配布が許されため、 UNIXで広く利用されることになりました。 かくいう私も愛用していたりします。
このページではWnnについていろいろ考え、意見を述べていきます。
MLでも紹介しましたが、 開発者にむけてCVSリポジトリを提供しています。
まず、pserver経由で匿名アクセスが可能です。 あるタグ付けされたソースに対するパッチを作って MLに報告するだけなら、この方式で十分かもしれません。
取り出し例
cvs -d :pserver:anoncvs@cvs.dsl.gr.jp:/cvs login
Password: anoncvs
cvs -d :pserver:anoncvs@cvs.dsl.gr.jp:/cvs -z3 co FreeWnn
取り出すのにそれなりに時間がかかります。 (2001年6月現在、リポジトリの容量は約20MBytesあります。 私のところでは ISDN flets 64Kで10分を越えます。)
ファイルの個別参照には CVSWEBを利用してください。 他のプロジェクトも共同して利用しているため、 反応が悪いと感じられた場合は、少し時間をおいてみてください。
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リポジトリに対して書きこみたい人はsshによるext接続を利用します。
sshの公開キーに希望アカウント名を添えて iwao@dsl.gr.jp宛てにE-mailで送ってください。 アカウント生成後、折り返しご連絡致します。
MLに参加されている人だと私が認識できるなら、 特に条件なしに発行するつもりです。
MLとは関係なしでという人は、少なくともコーディングができる技術があるということを、 私が認識できる資料も添えて送ってください。 例えば自分のWEBのURLを示してもらうというのでもよいです。
リポジトリの管理の方針は、少なくとも本サイトで管理されている間は、 MLで話し合って決めていきたいと考えているので、 tag/rtagの利用は控えてください。
取り出し例
export CVS_RSH=ssh
cvs -d :ext:freewnn@cvs.dsl.gr.jp:/cvs -z3 co FreeWnn
sshはcvsを起動する目的のためだけに利用されます。 UNIXアカウントとしてシェルが利用できるわけではありません。 アカウント名は単に置換キーワードのユーザ名としての意味しかありません。
本件に関係するやり取り(含む質問)は NetNews のニュース グループ fj.comp.input-method.wnn, japan.comp.wnn か、freewnn ML にて行いましょう。
CVSリポジトリを提供しているのは、この目的のためでもあります。
Wnnに関連する資料のURLを集めてみました。
Wnn関係用語集
<URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tomoko-y/wnn-yogo.html>
Wnn4.2/Eggを賢くするものたち
<URL:http://www.remus.dti.ne.jp/~endo-h/wnn/>
Nemacs,Muleの日本語変換環境 - たまご -を賢く使う
<URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tomoko-y/biwa/wnn/sdkiji.html>
Software Design誌に掲載された記事。よしだともこさんによる。
オムロン ソフトウェア株式会社
<URL:http://www.omronsoft.co.jp>
Wnnの開発元の一つです。こちらから最新版の商用のWnn (2001年7月よりWnn7)を入手することができます。
E-mail:iwao@dsl.gr.jp